Tutorial 正丁の呟き

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続ひぶな坂

2013-09-25 Wed 12:01

ひぶな坂からの展望を写真におさめよう、
と先日、一眼レフ片手に足を運びました。
じっくり坂の上からぐるりを眺めたことが
なかった。あのチラリと垣間見えた景色が
目の前にどうだと言わんばかりに広がると
少し気おくれがする。あの焦燥感に似た
気持ちはどこへいってしまったのか…。
少し拍子抜けする、ごく普通の景色だった。
DSC_4157_convert_20130929112407.jpg
この「ひぶな坂」を徒歩で上がるには、
車道に沿ってうねうね上る歩道とは別に、
ほぼ真っ直ぐよじ登る急斜面の山道がある。

その山道の上りきったところで、
右左の景色を切り取っていた時のこと。

急な山道を這いつくばりながら、四人の
老婦人の一向がこちらに向かって上ってきた。
すぐ目の前が特に急な上りになっていて、
しかも、足場は数本の朽ちかけた丸太が
横たわっているのである。

さすがに、黙って高みの見物とはいかず、
「どうぞ、手を伸ばしてください」
と手助けすることになった。

「どうもありがとう」「助かったわぁ」
と最初の二人。少し遅れて上ってきた婦人。
「手を貸してくださるの?」「ええ、どうぞ」
「ああ、男性に手を握ってもらうのは何年ぶり
かしら」「…あ、どうも…」


とっさの場面で、こうした気の利いたことばが
いとも簡単に飛び出してくるとは……感動した。
人生の艱難辛苦を味いきった老婦人だからこそ
さらりと気取らずいえる一言なんだろうなぁ、と。

晴天の青空の下。眺望の素晴らしさよりも、
老婦人たちとの出会いが妙に印象に残った、
とある昼下がりのひとときでした。

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